久々に名古屋の尾形さんから巨木の便りが届いた。尾形さんは、遠い郊外でなく、名古屋の市街地で巨木を見付ける名人である。今回も市内でムクノキを見付けて、お便りをいただいた。以下は尾形さんのメールからの抜粋である。 ************************************************************ 今回も名古屋の街中にあるムクノキの大木です。区役所に問い合わせたのですが、個人所有の土地なので詳細はわからないとの返答でした。名古屋市の保存樹43号に指定されているはずなのですがね。 以前に紹介した「金明竜神社のムクノキ」と同等の立派なものだと思います。去年まで私有地のためチエーンが張ってあって、なかなか撮影が難しかったのですが、今年になって駐車場になったので楽に撮影できるようになりました。 場所は名古屋市東区橦木町。川上音奴の邸宅を復元した「文化の道二葉館」を背にして右斜め前になります。 ************************************************************ この木は、1991年の環境庁調査で「名古屋市 土屋ゆり子所有」となっている幹周5.42mのムクノキであろう。樹高25mで樹名板が付いていると記されている。地図上からは丁度橦木町にあたる。 |