兵庫県宍粟郡山崎町の「山崎八幡神社のモッコク」 (2004.4.26、松村さん)


 松村さんの山崎町巡りの3つ目は、「山崎八幡神社のモッコク」です。以下は、松村さんからのメールです。
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 兵庫県宍粟郡山崎町に八幡神社(まちまんじんじゃ)があります。ここの境内にはヒノキの大木の美林があり兵庫県の環境保全地域に指定されています。境内には樹齢500年のモッコクがあります。元来モッコクは海岸に自生するものですが、海岸から約30キロの内陸で環境に適応しており学術的に価値が認められているようです。
 樹高13m、幹周り2m、幹張り東西約12.4m、南北約12.4mの巨木ですが太い枝が切断されたりしていて痛ましいところもあります。神社が創建された応仁元年(1467年)から神木であったそうです。ヒノキなど多くの樹木に囲まれた境内は人気もなく静かで、掃除も行き届き地元の人の厚い保護を感じました。
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 モッコクは大きくならない木であるので、幹周り2mはかなり大きいと言える。東海道三島の三島神社にもモッコクの巨木があるが、こちらは幹周1.5mである。
 中国自動車道を走るハイウエーバスを利用して、大阪から2時間で山崎に行くことが出来る。山崎インターで降りて、29号線を北に200mほど進み最初の道を左折する。町役場を左に見て、さらに400mほど歩いてから右折し、真っ直ぐ北に進むと八幡神社である。車で行く場合も、中国自動車道の山崎インターで降りて同様のコースを走る。



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