圓岡さんから、滅多に見られない「大山のミズナラ」の写真が届いた。滅多に見られないと言ったのは、保護の立場から大山町が場所を明らかにしていないためである。圓岡さんのお便りには次のようにある。 「今回お送りした「大山大ミズナラ」ですが表示板には樹高20m、樹齢600年となっていますが、林野庁の調査では樹高30m、樹齢400年となっています。また幹周は7mとなっていますが環境省自然環境局の平成12年第6回自然環境保全基礎調査によれば幹周は7.3mとなっておりミズナラとしては全国8番目の巨樹と表記されています。所在については林野庁近畿中国森林管理局の案内や環境省の所在地の表記は正しくありません。たまたま個人的にこのミズナラの所在を知っていたので短時間で行き着く事が出来たわけです。」 全国8番目とは言っても、見事な大ミズナラである。圓岡さんの迫力満点の写真で、一段と大きく見える。新しくブーツを買って、大山中腹を奥さんと二人で藪漕ぎをしながら辿り着かれたそうである。「途中の足下にはエンレイソウが小さな花を付け群生していました。またサンカヨウは開花の準備中でした。」とあった。 |