青森県弘前市の「養生園のアイグロマツ」 (2012.8.7、松村さん)


 東北の夏祭りを見に行った松村さんが、弘前城に立ち寄った折りに見かけたアイグロマツの名木の写真を送ってくれた。以下は松村さんによる解説です。
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 弘前城追手門から東に徒歩10分ほどのところに津軽藩士伊東梅軒の屋敷跡が養生会幼稚園として残っている。ここに当時からのアイグロマツが保存されている。アイグロマツ(間黒松)はアカマツとクロマツの交雑種で樹皮はアカマツ、葉はクロマツに似る。この樹は樹形がよく葉の緑も美しい。なお、弘前城三の丸にはアイグロマツの巨樹(日本一)がある。
 推定樹齢 250年
 弘前市指定保存樹木 第1号
 場所:青森県弘前市元長町19 養生会幼稚園内
    JR弘前駅から弘南バス 土手町循環バス路線で下土手町下車。
    青森銀行記念館の角より南すぐ。
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 伊東梅軒は憂国の士で、1852年に当地を訪れた吉田松陰がこの屋敷で梅軒と会見したとされる。
 アイグロマツの巨木は弘前城内(弘前公園)に多く、3m以上のもの9本が登録されているが、中でも三の丸にあるものは、幹周り6.47m、樹高29.4m、樹齢324年で日本最大の松の木である。

見事な樹形である。



横から見る。


幹はアカマツ、葉はクロマツに似る。


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