東京都江戸川区「善養寺の影向(ようごう)の松」 (1997.11.30)


 総武線小岩で降りて、昭和通りを南に行き、国道14号にぶつかったら、 柴又街道を少し南に下って左折し、江戸川堤防の近くにある善養寺まで歩く。 北側に江戸川病院がある。駅から約15分の距離である。
 東京にある名松に一つで、樹高は低いが、繁茂面積は30m四方に及び、 日本一と言われる。1745年に書かれた「星住山星精舎利記」には、 当時すでに境内で七尋五丈の老松であると記されている。 種類はクロマツで樹齢は600年である。大正15年、東京都の 天然記念物に指定された。幹周りは3.5mである。
 かつて、この松と並んで「星降りの松」があったが、枯死した。この松も 枯死寸前までなったが、根を手当してよみがえった。訪れたときにはあまり 元気でないように見受けた。




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