以前に、今は無き鶴舞松の元気だった頃の写真を送って下さった青島さんから、藤枝市にある延命の松の写真を頂いた。「延命の松は 枯死した舞鶴松を二周り小さくした感じですが 中々の美景です。」と書いて下さっているように、端正な姿をしている。 樹高6.3m、目通り3m、枝張り南北14m、東西11.5mの木で、藤枝市の天然記念物に指定されている。江戸時代(1730年)に田中城主土岐丹後守頼稔が、大阪城代に赴任する際に本願の出世を祝って植えたと伝えられるので、樹齢は280年と言うことになる。「本願の松」とも呼ばれている。 JR藤枝駅の北口から出る静鉄バスに乗り、瀬戸川を渡ったところにある勝草橋と言うバス停で降りると左手が正定寺で、この寺の境内に延命の松がある。バスは15分に1本程度出ている。 |