度々離島の巨木を送ってくれる同窓の葭谷さんが、今回は埼玉県のコウヤマキを送ってくれた。このコウヤマキは樹勢が次第に衰えて、かなり枯死が近いように思われる。樹高20m、幹周3.8m、樹齢500年と推定され、昭和18年に県指定の天然記念物になっている。その頃には樹勢が良くて見事な木だったであろう。3本の主幹の内1本は落雷によって枯れており、金属板で覆われている。 この寺にはもう1本のコウヤマキがあって(下段の2枚)、今はこちらの方が勢いがある。樹高・幹周は解らないが、前者にかなり近い大きさである。コウヤマキの巨木はイヌマキに比べると少なく、愛知県の「甘泉寺のコウヤマキ」(幹周り6.3m)が日本最大のものと思われる。 JR高崎線の北本駅で降りて、川崎観光自動車のバスに乗り、富士重工業南あるいは桶川工業団地で降りる。自動車道を南下して赤堀2丁目交差点を右折、後谷公園の横を通って直進すると300mほどで光照寺である。バスは1時間に2本程度出ている。車で行く場合は、関越道あるいは東北道から圏央道に入って桶川加納ICで降りる。そのまま桶川高校入口の交差点まで進んで左折、約800m進んで右手に八幡宮を見たら右折、200mほどで光照寺に着く。住所は桶川市加納1906である。 いつもご紹介しているように、葭谷さんは日本全国有人離島巡りをされており、2015年11月現在で、全島制覇まであと20島と言うことである。来年の4月には、硫黄島と南鳥島の2島を残すのみとなるそうであるが、どなたかこの2島に行く方法をご存じの方ありませんか。 |