福岡県久留米市の「善導寺の大楠」 (2007.6、塩田さん)


 懐かしい級友から巨木の写真が届くのは嬉しいものである。高校時代に共にクラブ活動をした塩田さんから「善導寺の大楠」の写真を送っていただいた。九州は久留米市である。
 浄土宗大本山善導寺には2本の楠の巨木があり、1号木、2号木と呼ばれている。1号木は樹高39m、幹周9.50m、2号木は樹高41m、2本立ちの幹周12.30m(主幹は9.00m)である。樹齢は800年と伝承され、県の天然記念物に指定されている。このお寺は、1208年に法然の弟子の聖光上人によって建立されたので、この時に植えられたとの伝承である。
 久留米と大分を結ぶJR久大線の「善導寺」で降り、真っ直ぐ北に1kmほど歩くと善導寺である。車の場合には、九州自動車道の久留米ICで降りて、国道210号線を5kmほど東に走り、左折して北に向かうと、巨瀬川の橋を渡る手前に善導寺がある。

向かって右手が1号木、左が幹の繋がった2号木。




2号木。大きい方の幹は9.0mである。


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