香川県善通寺市の「善通寺の大クス」 (2009.3、じろうくん)


 "じろうさん"から善通寺に2本ある楠の巨木のうち大きい方のクスの写真を送っていただいた。以前に小森さんから送っていただいた写真が掲載してあるが、当時は画像が悪く、見づらい写真しか撮れなかった。今回は間近の写真で、木の大きさがよく分かる。
 善通寺は、ご存じの通り、真言宗の開祖である弘法大師ゆかりの寺として、京都の東寺、高野山と並ぶ名刹である。平成18年には創建1200年を迎えた。香川県の観光には欠かせない寺であると同時に、四国八十八カ所巡りの75番札所でもある。境内は東院と西院に分かれているが、この大楠は五重塔のある西院(伽藍)の南大門のすぐ近くにある。樹高29m、幹周12.36mの巨木で、創建の際の弘法大師お手植えということで、樹齢1200年とされる。香川県の天然記念物に指定されている。
 善通寺へは、土讃線の善通寺駅(琴平の手前)で降りて、西に15分ほど歩く。高松観光ツアーで金比羅さんと共に、必ず訪れるお寺である。

大クス


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