大阪市住吉区の「楠王君神社の千年楠」 (1999.1.5)


 初詣は住吉大社に行った。住吉神社の裏手に楠王君神社があり、 ここに3本の大楠がある。
 電車で行くには、地下鉄御堂筋線の難波から、南海本線に乗って「住吉大社前」 で降りる。住吉大社の3つの本宮にお参りして、その奥に楠王君神社がある。 商売の神様であるらしい。天王寺から「ちんちん電車」として知られる 阪堺電軌上町線に乗って「住吉鳥居前駅」で降りても良い。
 3本の大楠は、住吉大社よりの一本、夫婦楠と呼ばれるものが一本、そして 一番大きいものが「千年楠」といわれている。あとの2本は特に大きく、 「千年楠」は大阪府の楠の中で第3位、「夫婦楠」は第7位である。
 千年楠の樹高は18.5m、目通り幹周り9.8m、樹齢1000年と推定される この神社の主である。表から見ると立派な木であるが、裏側は空洞になっており、 ここに神殿が組み込まれている。



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