名古屋の尾形さんから「長太の大楠」の写真が届いた。画面は小さいが、
生きている写真である。じっと見ていると、風の音や木のざわめきが
聞こえてくるような錯覚に襲われる。写真展のために撮影されたそうである。
以下は尾形さんのメールから引用させていただきました。 「場所は三重県鈴鹿市、長太(なご)の大楠と呼ばれています。 樹高23m、枝張り東西32m、南北35m、樹齢は記されておりません 根元に碑があり、式内 大木神社とあります。 大昔ここに神社があったようです。周辺は田圃ばかりで見通しが良く 2キロ程離れた国道23号線からも良く見えます。 尚、写真ki1.jpg(最上段の写真)は広角レンズでも画面内に収まり切らなかったので 2カットの写真を1カットに合成したものです。 木肌のディティールや高い枝に宿る風や、見つめているとその枝に ひょっとして神様や精霊が居るような大樹のなんとも言えない雰囲気を 伝えたくて、多少のデフォルメにも目をつぶって作りました。」 環境庁調査によれば、目通り幹周り8.2m、樹齢は300年以上とある。 |