尾形さんから以前に送っていただいた「長太の大楠」の写真が素晴らしかったので、
機会を作って訪ねてみた。残念ながら夕刻で、空も曇っていたために
尾形さんの写真で感じられた澄んだ美しさを見ることは出来なかった。
それでも、広い畑の中に孤塁を守るように立つ姿は遠望も近景も素晴らしかった。 近鉄名古屋線の「長太の浦」駅で降りて、西に歩くとやがて南に、 大きな木が遠望される。あたりは、畑が一面に広がっている。 その方向に10分ほど歩くが、どの距離から見ても素晴らしい。 じっくりと観賞しながら近づきたい。 樹高23m、目通り幹周り8.16m、枝張り東西32m、南北35mで、絵になる姿をしている。 木の周囲はきちんと整地され、藁がしかれて根を保護している。 近隣の人々の木への愛着が感じられた。 |