島根県松江市の「松江城の楠」 (2004.1.12、よしゆきさん)


 松江城は素敵な城である。天守閣は焼失を免れて、全国に現存する12天守閣の一つに数えられる。その天守閣の近くにある楠の大木の写真をよしゆきさんから送っていただいた。樹高14m、幹周4.80mで、樹齢は350年以上である。その近くにはもう一本、幹周り4.50mの楠の巨木がある。野津さんのお便りから引用させていただこう。
 「昨日は天気もよく、松江城のある城山公園へ出かけました。今までは何気無しに散歩をしていましたが、たくさんの木があることに気が付きました。城の入口近くには、全国的には小さい部類かもしれませんが、樹齢350年以上とされる大きなクスノキが2本並んでいます。」
 城山公園には、幹周4.8mのクロマツ、同4.8mのヒノキ、3.9mのスダジイ、3.6mの杉、3.1mのタブノキなどが記録されている。巨木が大切に保存されてきたようである。松江城を囲むお堀端には、小泉八雲記念館や田部美術館、島根ふるさと館などがあり、お堀を一周50分かけて巡る遊覧船が出ている。松江城はゆっくりと訪れたい所である。
 JR松江駅からバスが頻発しており、約10分の距離である。



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