福岡県宇美町の「衣掛(きぬかけ)の森」 (1998.7.28)


 全国で幹周第5位の楠である。幹周の上位はほとんどクスノキであるから、 全国で第6位の幹周を誇り、福岡では第2位の巨木となっている。
 同じ宇美神社の湯蓋の森と比べると、樹形の美しさでは譲るが、 森という表現はこの木の方がピッタリである。沢山の宿り木がビッシリと幹を埋めて、 この木には何種類もの動物が生活しているように感じられる。樹高20m、幹周20.0mで、 国の天然記念物である。「衣掛の森」の名前は、 神功皇后が応神天皇を出産された際に、衣をこの木に掛けられたとの伝承による。
 博多駅から「宇美車庫前」行きのバスに乗って宇美八幡宮前で降りる。




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