蒲生(かもう)の大楠 (1998.4.19)


 田平さんから届いた素晴らしい写真です。蒲生の大楠は、 1991年の環境庁調査によると、幹周が24.22mで、すべての樹種の中で、 日本一のを誇っています。第2位は3月にご紹介した,熱海の来宮神社の楠、 3位は昨年ご紹介した「川古の大楠」です。3位までを楠の木独占しており、 その寿命の長さが解ります。
 さて、蒲生の大楠は、樹高30m、推定樹齢1500年といわれ、 蒲生八幡神社の社殿の横にどっしりと立っています。八幡神社は、西鹿児島駅から バスで40分の所にあり、蒲生町で下車します。以下は田平さんの便りです。
 「クスノキは、ちょうど今が新緑の萌えでる最盛期に当たり、ほんとうに雲がわ くように新しい葉っぱが古い葉っぱと交替して盛り上がるような緑のかたまりに なっています。パソコンでは粒子が粗くて柔らかな緑の輝きをお見せできないの が残念です。ぜひ一度実物を見においで下さい。」




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