宗像神社の大楠
「クスの木」の包容力にはいつも圧倒される。大きな太い枝を張って一つの世界を包み込んだ様子である。クスはどちらかというと西日本に多い。ケヤキが東日本に多いのと対照的である。これは、落葉のケヤキが冬の雪に強く、常緑のクスが雪折れし易いことと関係があろう。
クスはとくに、西日本の神社に樹齢1000年以上の巨木が多い。御所の宗像神社のクスもその一つである。写真の、左隅のお社と大きさを比較すれば、その巨大さが解る。
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