兵庫県加東郡滝野町にある光明寺は、播磨西国三十三ヶ所に入る真言宗の名刹で、
その中の花蔵院の境内に大層立派な「コウヤマキ」が植わっている。丸山さんが
其の写真を送って下さった。 樹高22m、目通り幹周り2.7m、コウヤマキとしてはかなり大きい。ちなみに日本で 一番大きいと思われるコウヤマキは、愛知県甘泉寺のもので、目通り幹周りは 6.3mである。また、静岡県清水市の大平のコウヤマキも幹周り5.5mの巨樹である。 光明寺には、観応2年(1351)の光明寺合戦(尊氏対直義)で知られる三本杉があり、幹周りは4.9mである。 光明寺へは、加古川から出るJR加古川線に乗って滝野で降りる。ここから 北西に山を目指せば約2kmで光妙寺に着く。 |