群馬県渋川市赤城町の「溝呂木の大ケヤキ」 (2011.5.9、熊ちゃん)


 5月の連休明けに片品村の天王桜を見に行かれた熊ちゃんが、近くの巨木3本の写真を送って下さった。最初は「溝呂木(みぞろぎ)の大ケヤキ」である。以下は熊ちゃんの説明です。
 「ケヤキの巨木は、国道353号線の溝呂木交差点手前、道沿い左側、諏訪神社境内にあります。御神木のケヤキは、境内入口から見るとそれほどでもありませんが、裏に回ってみると樹皮は剥がれ、主幹を失い、空洞もあって痛々しいです。しかし、元気な若葉を繁らせていました。
 所在地:群馬県渋川市赤城町溝呂木字宮ノ前
 幹周 9m、樹高 38m、樹齢 800年 県指定天然記念物」
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 説明板によると、溝呂木はかつて沼田街道の宿場として栄え、本陣・問屋・旅籠・煮売家などが軒を並べて旅人の往来も盛んであったと言うことで、今も大ケヤキの近くにはその頃の家並みの一部が残っていると言うことです。
 徒歩で行くには、JR上越線の澁川駅で降り、関越交通バスの南柏木線に乗る。溝呂木四つ角で下車して、国道353線に沿って右折し、200mほど歩くと右手に諏訪神社がある。バスは1日8本程度出ている。

正面から見ると見事な樹形



裏に回ると失われた主幹の後が空洞になっている。


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