秋田県五城目町の 「帝釈寺のケヤキ」
  (2002.11、瀬川さん)


 11月の瀬川さんの「東北巨木の旅」の2番目は、八郎潟の近くにある「帝釈寺のケヤキ」である。形の美しい木で、秋田県では第3位の幹周を誇る。環境庁調査によれば、樹高30m、目通り幹周り9.60m、樹齢は700年と推定されている。町の天然記念物である。この一帯は廃寺となった帝釈寺の跡地で、出土した阿弥陀如来像が根方の石祠に祀ってある。この木は、村に逃げてきた朝鮮人姉妹の死を哀れんで村人達がこの地に葬り、ケヤキを植えたものとも伝えられる。
 JR秋田駅から1時間に2本程度「五城目町」行きのバスがでている。1時間10分ほどで終点五城目町に着き、ここからタクシーか徒歩で3kmほど馬場目川を遡上すると、帝釈寺の集落がある。ここから西の山の手にかかるところに帝釈寺のケヤキが待っている。以下は瀬川さんのメールからの抜粋です。
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 夕暮れ時でしたが、美しい姿が印象的でしたので投稿します。2枚目は、根元と幹です。主幹は低い位置から枝分かれして特徴的な姿をしています。1枚目は、全景です。後ろの杉林は、写真には邪魔ですがケヤキを保護する役割を果たしているのでしょう。



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