栃木県芳賀郡茂木町の「九石のけやき」(2010.11.19、熊ちゃん)
栃木県芳賀郡茂木町の「九石のけやき」|
いつも北関東の巨木の写真を送って下さる熊ちゃんから、栃木県茂木町の巨木2本が届いた。最初は栃木県の天然記念物に指定されている「九石(さざらし)のけやき」である。栃木県第3位のケヤキであり、全樹種中でも11位に位置している。以下は、熊ちゃんによる解説です。 ************************************************************** 名称 九石(さざらし)のけやき 訪問日 11月19日 所在地 栃木県芳賀郡茂木町九石 目通り 7.3メートル(環境庁調査では7.54m)、 樹高 18メートル 枝張り 東西 14メートル 南北 15.3メートル 樹齢 推定800年 けやきは道路沿いにどっしりと立っていました。太い幹のほとんどが空洞になっても、元気に生きています。いつも思うのですが、植物の生命力に圧倒させられます。昔、殿様が領地巡視の際は、ここで必ず休み、この地を大木の下と称せよと命じたそうです。殿様が見た樹形はどんなだったでしょうか。現在の姿よりもっと迫力のある姿だったかもしれません。言い付けを守って、この場所にあるバス停留所は、「大木の元」となっています。平成元年に、「とちぎ名木百選」に選定されました。 けやきは、国道294号線を那須烏山方面に向かい、右折して芳賀茂木線（338号線）に入り、途中で右折して進んだ九石地区にあります。 *************************************************************** |
