東京都青梅市の「御岳の神代ケヤキ」 (2002.4、山下さん)


 東京都の山下さんから、都民に良く親しまれている「御岳の神代ケヤキ」の写真を送っていただいた。私も10年近くを都民として過ごし、この間、子供達は時々御岳に登った。しかし、残念ながら「神代ケヤキ」の写真はない。神代ケヤキは、樹高30m、幹周8.5m、樹齢1000年と推定され、国の天然記念物に指定されている。(教育委員会の表示板には、樹齢600年、幹周り8.2mとある)。
 懐かしい1/25000地図「武蔵御岳」を取り出してみる。御岳は「おんたけ」でなく、「みたけ」と呼ぶ。御岳は修験者の山で、929mの山頂に日本武尊を祀った御岳神社がある。ここから、大岳山(1266m)、日の出山(902m)、大塚山(921m)等への尾根道が延びている。御岳山までは、バス、ケーブルカーを乗り継いで比較的楽に登ることが出来る。JR青梅線の御岳駅から出るバスでケーブルカーの滝本駅へ。ここから、ケーブルカーで一気に830mまで登ってしまう。登山道をしばらく歩くと、山頂付近は沢山の人家がある御岳の集落である。学校もある。御岳神社への参道の途中870mの所に「神代ケヤキ」がどっかり根を下ろしている。
 なお、山下さんは、nononkoko写真館・生活館というホームページを開いて、青梅線沿線の写真を公開して居られます。



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