寅五郎山さんからの3つ目は「下出(したで)のカヤ」である。環境庁調査の粟野町の部分には、前にご紹介した粟野のカヤ、清滝寺のカヤに加えて、あと2本カヤの巨木が記載されているが、いずれにも該当しない。説明板には、「下出」というのは、カヤの木が育っている斎藤家の屋号であると記載されている。推定樹齢850年、樹高13m、目通り幹周り4.3mで、斎藤家の先祖によって植えられたものであるという。 JR日光線の鹿沼駅で降りて、リーバス(鹿沼市のコミュニティバス)の口粟野車庫行きに乗り、粟野支所入口で降りる。ここからはタクシーで約20kmである。下粕尾、中粕尾、上粕尾を経て、発光路に着く。 なお、粟野町は2006年1月より鹿島市と合併し、鹿島市粟野町となった。 |