名古屋城に全国第3位の幹周を誇るカヤの木がある。 何度か名古屋城を訪れたが、カヤには気が付かなかった。いつも地下鉄で降りて 東門から入るためであろう。カヤは正門を入ってすぐの売店の前にある。 樹高16m、目通り幹周り8.1mで、群馬県富士見村の「横室の大ガヤ」と並んで 全国第3位の幹周である。 名古屋城の初代藩主の徳川義直が大坂に出陣の折り、このカヤの実を膳に盛って 戦勝を祈願したのが始まりで、後には正月にいつもこの木の実を膳に盛ったそうである。空襲によって大枝を損傷したが、樹勢を取り戻しつつある。 |