栃木県鹿沼市口粟野の「粟野のカヤ」 (2005.12.4、寅五郎山さん)


 寅五郎山さんからの2つ目は「粟野のカヤ」で、寅五郎山さんのメールによれば、「栃木県上都賀郡粟野町口粟野(町村合併により現在の地名は栃木県鹿沼市口粟野)のカヤです。粟野高校の東50mくらいのところにあります。 県の天然記念物です。」とある。栃木県のホームページの紹介によれば、
 「粟野のカヤ(口粟野611)は、樹高20.5m、目通り6.6m、枝張り東西南北とも20mで、推定樹齢約1,100年である。カヤは、イチイ科の高木で、県内では北西部の山地に自生する。材は、耐湿性なので土台、将棋盤、桶材などに用いられ、種子は食用・油用に利用されるために、よく神社仏閣の境内に植えられる。この木も稲荷神社の境内にあり、四方にさえぎるものがないので姿よく伸びている。枝は多く、下垂れし、北側では地上30pにまで下がる。県内第一のカヤの巨木である。」とある。
 行き方は、清滝寺のカヤと同じで、JR日光線の鹿沼駅で降りて関東バスの口粟野車庫行きに乗り、粟野町役場入口で降りる。ここからバス道を東に300mほど戻って橋を渡り、2つ目の道を北に500mほど歩くと粟野高校の東に出る。




木々のリストへ戻る