岐阜県高山市の「宇津江の桂」 (2010.7、中島さん)


 面白いカツラの木の写真を中島さんから送っていただいた。飛騨古川が故郷のお友達と一緒に、飛騨古川の景勝地「宇津江四十八滝」を見に行かれたときの写真である。駐車場の近くにあった由である。
 この桂は、写真で見る限り、幹周5m程度と思われるが、面白いのは沢山の宿り木がついていることである。イタヤカエデ、オオウラジロノキ、コシアブラ、ヤマウルシ、メグスリノキ、ツルアジサイ、イワガラミ、ツリバナとあるから、まるで小さな植物園である。中島さんは、「集合住宅の木」、と巧く表現しておられた。
 高山市のの飛騨国府駅の西南西6kmの所に宇津江四十八滝への入口がある。バスが無いので、飛騨国府か飛騨古川で降りてタクシーを使うことになる。車で行く場合には、41号線の金桶橋東から国府バイパスに入って、4kmほど北の大野を左折、県道479号線を進むと、終点が県立自然公園「宇津江四十八滝」の駐車場である。既にここは標高750mであるが、四十八滝の終点では標高900mとなる。13の趣ある滝を見ることが出来る。

人の大きさとの比較から、おおよその幹周が分かる




宇津江川の清流


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