Ksさんの2つ目はカツラである。以下は頂いたメールの一節で、この木の情景をピッタリに描いて下さった。 「二箇所目は佐賀県富士町にある「下合瀬の大カツラ」です。車のナビの指示で探したのですが、初めは迷いました...。まったく整備されずに、森の中に隠れた様になっていたからです。一応、以前に案内板や石碑が置かれ、林道が作られた後がありますが、今では、林道の木材も腐って崩れていますし、まったく管理されているとは思えませんでした。...非常に残念な気がしました、、、 雰囲気は「武雄の大楠」に似ていて、その一画だけひんやりと涼しく神秘的な感じですが、木自体は まだまだ元気で 若い枝葉が一面に広がり 新緑がとても綺麗でした。この活き活きとした葉っぱのお蔭でしょうか、武雄の大楠のように「圧倒される」事は無く、神秘的で「癒される」って感じでした。」 名標板によれば、樹高34m、幹周13.8m、推定樹齢1000年で、国の天然記念物に指定され、また、佐賀の名木100選に選ばれている。カツラは、ひこばえが次々と成長して株立ちと主幹の区別が付きにくく、幹周で順位を決めることは難しい。このカツラは、山の神のご神体として大切に保護されてきたので、巨木に育ちまた樹勢も旺盛である。 JR長崎本線の佐賀駅で降りて、昭和バスの古湯・北山方面行きにのって、古湯温泉で降りてタクシーを頼む。ここから10kmで北山ダムの北側、下合瀬につく。バスは1時間に1本程度出ている。 |