鳥取県河原町の「落河内のカツラ」 (2004.5.4、圓岡さん)


 圓岡さんの連休の巨木二つ目は、落河内(おちがこうち)のカツラである。深い緑に包まれた見事な樹形で、よく見るカツラの巨木がひこばえの集合になっているのに比べて、堂々たる感じである。両手を拡げた雄大な姿に、樹齢を重ね合わせると、深い感動を覚えずにはおれない。
 圓岡さんのメールによれば、「河原町のカツラは単幹としては全国8番目に大きい幹周12.9m、樹高は40m」となっており、樹齢は約1000年といわれ、鳥取県の天然記念物に指定されている。
 JR鳥取駅から出る日の丸バス西郷線の北村行きに乗って、脱床橋で降り、ここから徒歩30分かかる。北村から川に沿って道を西に進み、川が二俣になったところで右手の道を辿ると落河内の集落に入る。集落を過ぎてさらに進むと、右手に大きなカツラが見えてくる。バスは1日10往復程度である。車を使う場合は、鳥取駅から約1時間である。国道53号線を南下し、河原橋東から河原橋をわたって196号線に入り曳田川を遡る。約8kmで北村である。


道路のすぐ側にあり、その大きさからすぐに目に入る


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