神奈川県小田原市の「入生田(いりうだ)のカゴノキ」
 (1998.12 小森さん)


 小森さんの12月のバイクの旅での写真の一つである。
 JR東海道線の小田原で箱根登山鉄道に乗り換えて、 入生田(いりうだ)駅で降りる。駅から南東に歩くと地球博物館があり、 この横に、駐車場があって干物を売る店があるらしい。この前にカゴノキがある。
 カゴノキは、「鹿子の木」と書く。木の幹がまだらに剥がれて鹿子模様になる ところから名前が付いた。8−9月黄色い花を咲かせ、果実は翌年の7−8月に 赤く熟す。学名は Actinodaphne lancifolia で雌雄異株。
 この木は山田家の個人所有である。樹高17m、目通り幹周り3.7mで、 樹齢は300年以上と推定され、小田原市の天然記念物で、 神奈川県の「名木100選」にも入っている。



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