熊本県御船町の「長生のイチイガシ」 (2002.2、瀬川さん)


 イチイガシの巨木は大分と熊本に1位から5位までがある。熊本県御船町にある「長生(ながばえ)のイチイガシ」は全国の樫の中で第4位である。樹高23m、幹周8.2mで、町の天然記念物に指定されている。
 御船町は熊本市の南東12kmの所にある。熊本県庁から南東に道を取る、水前寺公園の横を通り57号線を越えて、東にどんどん進む。九州道の下を越えて2km少しで益城町寺迫の交差点を通る。次の道を右折して南に山道を進む。道はやがて御船町に入るが、曲がりくねった道が続く。道が矢形川と交わる辺りが田代である。長生のイチイガシの所在はここから更に苦労して探す必要がありそうだ。瀬川さんが苦労談を述べて居られる。
「熊本県御船町の長生地区は町の中心地から車で20分以上かかります。付近は車のやっと通れる位の細い山道でした。私たちは、町役場の方に案内書をFAXしていただいていたのですが、山道で心細くなり民家のおじいさんに確認してやっとたどり着いたのです。 竹やぶと雑木に囲まれていて、撮影には苦労しましたが、良いイチイガシで苦労が報われました。」




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