千葉市中央区の「千葉寺の大イチョウ」 (2006.2.7、梅本さん)


 梅本さんから久しぶりに巨木の写真を頂いた。冬の間もあちこちと出かけられるようで、千葉からのお土産である。梅本さんの解説からご紹介しよう。
 「千葉寺は、千葉市中央区千葉寺町にある、坂東三十三ヶ所観音の第29番札所にもあたる古刹です。市内でも最古のお寺だそうで、境内には見事な公孫樹が佇んでいます。樹高は約30m、目通りも8mあり、鎌倉市の鶴岡八幡宮に佇む 大銀杏よりも大きいとの事。樹勢は非常に旺盛で、無数の乳根(乳頭、乳柱とも)が、鍾乳石のように垂れ下がっています。此の公孫樹は、寺の縁起にも出てくる、行基菩薩が齎したものとも伝えられています。」
 千葉県のイチョウで最大のものは、市川市八幡神社の千本公孫樹で幹周は12mである。千葉寺の大イチョウは千葉県第5位であるが、均整の取れた形をしている。京成電鉄千原線の千葉寺駅で降りると、北に400mのところに千葉寺がある。JR外房線の本千葉で降りて、南東の青葉の森公園に向かって1kmほど歩いても良い。





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