沖縄の自然を素敵に紹介してこられた中島さんは、最近は本州を中心に活躍しておられるようである。今回は久しぶりに岡山のイチョウの巨木の写真を送って下さった。 浄土宗を開いた法然上人は岡山県の久米南(くめなん)町に生まれ、幼名は勢至丸と言った。その誕生の地に「誕生寺」が建てられている。この誕生寺の境内には、勢至丸が15歳で京に旅立つときに挿したイチョウの枝が育ったとされる大きな銀杏の木がある。樹高10m、幹周り4.12m、樹齢850年と伝承されるこの銀杏は、岡山県の天然記念物に指定されている。 JR津山線の誕生寺駅で降りて、駅前から線路に沿って北に400mほど歩き、橋を渡ってすぐを左折。線路を越して真っ直ぐ進むと突き当たりに誕生寺がある。 |