昨年末に群馬の熊ちゃんから、久しぶりに巨木の写真が届いた。嬉しかったので早く掲載したいと思いながら、コロナ疲れと少々の体調不良で遅くなった。イチョウは新しいページを、他の2つはこれまでのページに加えて最新のページを作らせて頂いた。 イチョウは樹高25.8m、幹周9.07m、樹齢は1000年以上と伝承され、県の天然記念物に指定されている。以前は樹高52mであったが、2000年頃に強風で主幹上部が折れて、現在の高さとなった。幹には十数個の乳が下垂しており、昔は「諏訪の乳イチョウ」と呼ばれていた(明治末期に諏訪社から荘田神社に改名した)。低くはなったが十分な貫禄は失われていない。群馬県内では、太田市にある「浄蔵寺の大イチョウ」(幹周11m)に次ぐ第2の大イチョウである。 熊ちゃんのメールには、「この木は、井土上町(いどのうえまち)公民館の東方向にあります。畑の奥、荘田神社の境内に立っていました。「枝が折れているので落下の危険有り」という看板があります。黄葉を期待して行ったのですが、少し早かったです。葉が繁っているので、幹や枝の様子が分かり難く、落葉した姿も見たくなりました。」とあった。 荘田神社に行くには、JR上越線の沼田駅で降りて、関越交通のバスの猿ヶ京線(上毛高原方面行)に乗って恩田町で下車(バスは1時間に1本程度)、信号まで少し戻って東に向かい上越線を越える。500m程で左折、700m程歩いて小川にぶつかったところを右折、突き当たると畑の向こうに荘田神社が見える。 |