福城寺の大イチョウを送っていただいた級友の田平さんから、見事な黄葉の「下田の大イチョウ」の写真を頂いた。田平さんの写真術は磨きがかかって、今回の黄葉はものすごい迫力である。以下は田平さんのメールの一節である。「つい先日、紅葉を楽しもうと大分県竹田市にある滝廉太郎の「荒城の月」で有名な>> 岡城址に行ってきました。その帰り道、以前から行こうと思っていた下田のイチョウを見てきました。現在は熊本市に編入されている、城南町にあるイチョウの大木です。案内の写真にあるとおり、幹回り11メートルの巨木で、ちょうど黄葉した時期でタイミングも絶好でした。樹勢も良好で、黄金色に輝いていました。」 樹高 22m、2株からなり、目通り幹周りは北幹6.4m、南幹 5.9m(合計12.3m)の巨木である。樹齢は650年と推定され、昭和12年に国の天然記念物に指定されている。旧家である下田家の庭に聳えている。天正15年(1587年)に隈庄城に宿泊した豊臣秀吉が見物に訪れたという記録があるという。 熊本バスの交通センター(JR熊本駅から市電で行ける)から城南行きのバスに乗り、終点で降りる。ここから南に500mほど歩くと城南町隈庄の交差点がある。ここを右折して100m、更に右折すると直ぐに下田の大イチョウが控えている。 |