大分県耶馬渓町の「雲八幡社の大イチョウと千年杉」 (1999.11 和田さん)


 渓谷美と青ノ洞門で有名な大分県の耶馬渓に、雲八幡神社があり、その境内に 大イチョウと千年杉がある。耶馬渓町にはこのほか、幹周11.1mのカツラ、 7mのイチイガシ、6.5mのタブノキ等がある。
 写真は和田さんの提供で、いつもながらきれいな写真である。境内の地図を つけていただいたので、イチョウと杉の場所がよく解る。 以下は和田さんのメモです。
 「大分県下毛郡耶馬溪町の雲八幡にある千年杉ですが、 台風で倒れてしまった株の切り口の写真と末社の両脇にある二本の杉、 本殿前の千年杉、入り口のイチョウの計4枚です。 切り株はうち用に撮っておいたものです。 詳しいデータ等は、 看板が押しつぶされていたので分かりませんでした。」
 環境庁調査によれば、イチョウは樹高30m、幹周5.73mとある。また、 杉は樹高25m、幹周3.2mとある(どの木がそれに当たるかは不明)。 切り株は、よく注意すると左上に赤い紅葉の葉が写っており、大きさの目安になる。 この木はこの夏の台風で折れたもので、大分県では宇佐神社奥の院の大イチョウや 真玉の大杉堂の大杉も倒れたとのことです。大杉堂の大杉の巨大な倒木は今、 和田さんの作業場にあって、新しい命を与えられるのを待っているとのことです。

大イチョウ(1番の木)


千年杉(2番の木)                千年杉(3番の木)


千年杉の倒木の切り株


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