青森県深浦町の 「北金ケ沢のイチョウ」
  (2016.11.4、田平さん)


 鹿児島に住まいされる高校時代の友人、田平さんご夫妻が、晩秋の紅葉を愛でに青森県を訪れた際に写された写真である。「北金ケ沢のイチョウ」は、その大きさが世界一と言われ、国外からも写真送付の依頼が来る。樹高40m、幹周22.0mは群を抜いている。樹齢は1000年以上とされ、県の天然記念物に指定されている。ちなみに熊本県にある第2位の「福城寺の大イチョウ」は幹周15.2mである。福城寺の大イチョウの写真も田平さんからの投稿である。北金ケ沢のイチョウは、2002年に小森さんからの投稿があるが、15年経って樹勢はますます盛んなようである。樹齢の1000年に比べれば15年は誤差のようなものかも知れないが..。
 JR奥羽本線の弘前から、海岸沿いを走る「五能線」に乗って、北金ヶ沢駅で降りる。ここから西の山側に10分ほど歩くと、大イチョウが見える。五能線は秋田県の東能代が終点であるが、途中に白神山地や十二湖があり、森林を訪ねる人々の人気が高い。

人の大きさと比べると、世界一のイチョウであると納得できる。



人家と比べてみて、イチョウの雄大さがよく解る。


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