柞原八幡宮のホルトノキ

大分市八幡の「柞原八幡宮のホルトノキ」 (1999.8.17 小森さん)


 小森さんが又バイクで走り出したようである。今回は大分からの便り。
 大分の柞原八幡宮(ゆすはらはちまんぐう)というと、すぐ楠の巨木を思い浮かべるが、ホルトノキの巨木もあるようだ。ホルトノキは、静岡県の伊豆地方に巨木が多いが、それに負けない大きさである。以下は、小森さんからの便りです。
 「ホルトノキ」は、樹高25m、幹周4.80m、樹齢400年とあり、銘板には「この木は享禄から天文のころ豊後国主大友宗麟が盛んに外船を引き、神宮寺浦(今の春日浦)において外国貿易を営んだ際、ポルトガル人が持ってきて移植したものなので、その名をとって樹の名前にしたと言う。」なかなか面白い枝振りが立派で、なぜか上の方にいくほどびっしりと苔生しておりました。
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2022年追記:
 宮氏の「巨木学」によると、2007年に測定した幹周りは6.4mで単幹の木としては本樹が日本一と言うことである。合体木としては静岡県伊東市の「比波預天神のホルトの木」が8.3mで日本一とされる。
 柞原八幡宮に行くには、JR大分駅から柞原行きの大分バスに乗って終点で降りる。2時間に1本程度出ている。



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