静岡県伊東市の「比波預(ひはよ)天神のホルトの木」 (1999.3.10)


 湘南から伊豆にかけてホルトの木の巨木が多い。環境庁調査によれば、 伊東市の峰の熊野神社のホルトの木が、単木としては幹周6.4mで、 最大のようであるが、見あたらなかった。枯れたのであろうか。
 同じ宇佐美の留田の比波預天神にあるホルトの木は、3株立てであるが、 目通り幹周り6.9m、樹高25mで、我が国では最大級と思われる。 県の天然記念物に指定されている。
 熱海で伊東線に乗り換えて、宇佐美で降り、駅から10分ほど北東方向に歩くと 山手に向かって比波預天神への登り口がある。境内にはこのほかにもホルトの巨木が 数本ある。右下の写真はそのうちの最大のものでこれにもしめ縄が付けられている。
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 川崎市の瀬川さんから、実は伊東市には熊野神社が2社あるとの情報が 入りました。訪れる方はご注意下さい。瀬川さんのメールの一部を ご紹介させて頂きます。
 「9月1日に伊東市で巨木巡りをして来ました。熊野神社は伊東市宇佐美地域に2社存在します。中里部落と峰部落です。比波預(ひはよ)天神も同じ宇佐美地域ですから間違い易いです。私の場合、最初、地域の人に『大きなホルトノキのある神社は?』と聞いたら、比波預天神を教えてくれましたから一番有名なのですね。次に『熊野神社は?』と聞いたら中里を紹介されました。ここにはケヤキの切り株があるだけでした。最後にたどり着いた峰の熊野神社は看板が出てないので分りにくいです。細い石段を登っていくと左 手にホルトノキが立っていました。おっしゃるように、比波預天神のホルトの木の方が立派でした(枝張りなど)。でも3株だから割り引けば幹周は熊野神社が太いともいえますね。こちらは伊東市の指定巨木です」
(2001.9.3)




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