埼玉県川越市の「尾崎神社のヒノキ」 (2009.3.26、masutaさん)


 埼玉県川越市からの投稿である。近くにこんな場所があると「尾崎神社」をご紹介いただいた。尾崎神社は、日本武尊東征の折りに創建されたと伝えられる古い神社で、春分の日には「芳地戸のふせぎ」と呼ばれる悪魔払いの行事が催される。
 この神社には立派な社叢があり、木々が鬱蒼としていて昼でも暗い。その中に杉と檜の巨木がある。今回送っていただいたのは、檜の巨木の写真である。1991年の環境庁調査には記載がないが、幹周3.0mで川越市の保存樹木に指定されている。この神社にはもともと幹回り6mの杉のご神木があり、根元の空洞に白蛇が住むと言われていたが、昭和47年に枯死してしまった。
 徒歩で尾崎神社に行くには、JR川越線の笠幡駅で降りる。駅の南の15号線を100mほど東に歩き、広い道へ左折して踏切をわたる。北に向かって400mほど歩いて橋を渡り、さらに200mほど行くと信号のある十字路に出る。これを右折してどんどん歩く。600mほど歩くと左手に尾崎神社の社叢が見えてくる。駅から20分程度かかる。


木々のリストへ戻る