兵庫県丹波市の「高座神社のフジキ」 (2004.10.29、松村さん)


 暑い夏場を避けていた松村さんが、天然記念物巡りを再開した。第1号が山南町の高座神社のフジキである。以下は松村さん自身の解説である。
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 兵庫県氷上郡山南町谷川の高座(たかくら)神社に県指定天然記念物のフジキがある。マメ科の高木だが平地で大きく生育したものは全国でも2例のみと言う。根周り6.8m、樹高20m、幹廻り3.5mあり、神社が現在地に遷宮した1557年に植えられたと言われ、推定樹齢400年と思われる。
 山南町役場の前を東進し首切り地蔵方面の看板に沿って進むと常勝寺を過ぎてまもなく左手に神社がある。フジキは夏に白い花をつけ、種実はマメ科特有のさやに入っているとのこと、それぞれの季節に花と実を撮りたいものだ。
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 最近は市町村合併が多い。山南町、柏原町、氷上町、青垣町、春日町、市島町が合併して、2004年11月から、丹波市となった。これに伴い上記の山南町役場は山南支所となった。JR福知山線と加古川線が合流する谷川駅で降りて、南へ谷川大橋を渡り、国道77号線を越えてさらに南西方向に進む。山田川の手前200m程のところを左折し、南東に1kmほど進むと高座神社である。一方、加古川線の久下村駅で降りると、山南支所の前を通る道を行くことになる。




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