茨城県結城市小田林の「水戸殿塚のエノキ」 (2006.1.20、熊ちゃん)


 熊ちゃんさんから、茨城県にある全国第6位のエノキの写真が届いたと思ったら、実は以下のような顛末であった。以下は熊ちゃんさんからのメールの一節です。
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 「梶本さんのHPに載っていた「茨城県結城市の大エノキ」に、午前中に行ってきました。このエノキは「水戸殿塚のエノキ」と云うそうです。住所を頼りに探したのですが、なかなか見つかりません。偶然通りかかった地元のおばさんに聞いてみたところ「枯れてしまった」ということでした。場所を聞いて行ってみました。それらしい所に着きました。木の残骸が散乱しています。近くで梨の選定作業をしていた農家の人に聞いてみたところ、やはりそうでした。「2年くらい前に枯れてしまったので、穴を掘って埋めたんだよ。何も出なかったな」と云うことです。
 最初のおばさんにも言われましたが、ここでも「残念だったね」と言われました。暖かい言葉をかけてもらったので、嬉しかったです。」
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 水戸殿塚のエノキは幹周6.80mで、関東以北では最大のエノキであった。なお、茨城県東茨城郡御前山村中居には、幹周6.5mのエノキ(全国第8位)があって天然記念物に指定されているようである。枯死していなければよいのだが..。



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