越中巨樹探訪機構という素晴らしい巨木のページを作っておられるgilbertoさんから、見事な芸術写真が届いた。その造形美に息をのむ思いである。自然の造形とgilbertoさんの息がピッタリと合ったのであろう。この木は「塩谷の榎」として知られている、エノキの巨木である。gilbertoさんは、次のような解説を付けてくださった。 「新潟県神林村の海岸沿いに立っています。強い海風に耐えるために樹形を低くし、うねりながら枝をのばしています。まるで上に伸びることを諦めたかのようです。幹周りは512pと大したことはないのですが、非常に印象深い1本でした。」 JR羽越本線の平林で降りて、真西の日本海に面した塩谷の部落に向かう。4kmほどの距離があるので歩くと1時間を要する。 |