神奈川県湯河原の「城願寺のビャクシン」 (1998.3.9)


 今回は熱海から一つ東京よりの湯河原で降りた。駅を出て、東京方面に 2−3分歩くと、JR線をくぐる狭いトンネルがある。ここを通って真っ直ぐ坂道を 200mほど上がると左手に城願寺参道とあり、これに導かれて階段を上がると、 そこにビャクシンの巨木がある。
 曲がりくねってはいるが、均整のとれた良い形をしている。ビャクシンは 漢字を逆にしてシンパクと呼ばれることもあるが、カイズカイブキの一種である。 高さ20m、幹周り6m、樹齢800年と言われる。国の天然記念物である。
 なお、城願寺は源頼朝の家臣であった土肥実平が開基したと言われ, 土肥一族の墓所がある。

葉が黄色がかって見えるのは,小さな黄色の花が一面に着いているためである。




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