大分県佐伯市鶴見大島の「加茂神社のアコウ」 (2019.4.25、葭谷さん)


 級友の葭谷さんは日本の有人島全島踏破の凄い人である。その葭谷さんが最近は2度目の島巡りをしておられる。今回は、連休前に大分県の島々6島を訪れた時の写真を送って下さった。佐伯市の日豊海岸にある半島の先端にある「(鶴見)大島」のアコウの巨木である。
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 1992年の環境庁調査にちゃんと載っている県指定天然記念物「アコウ原生林」の中の最大木である。この原生林は加茂神社の社叢にも当たるようなので、「加茂神社のアコウ」と呼んでおこう。写真の木以外に林内に8本の木が原生している。この木は樹高18m、幹周6mで、樹齢は300年以上とされる。
 アコウの木は島の南西部の加茂神社にあり、地下港まで船で行けば徒歩ですぐである。鶴見大島へは、大分県佐伯市の佐伯港から一日3便の定期船が出ているが、島の北にある田の浦港との往復が中心であり、地下港を経由する船は佐伯港を12:00出発のものになる。ただ、地下港からの帰りの便はなく、田の浦港まで歩いて17:15発の船に乗る必要がある。

鳥居の横に最大木がある



根元はなかなかの迫力である


原生林解説板


大島とアコウ原生林の地図(国土地理院地図に追加)


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